聚山坊禅散策

21世紀は『こころ』の時代だといわれて久しい、物による人の幸せから、内面の幸せといわれてきました。 しかし人間社会が今のようにモノにあふれる前から、もともと他を思いやり、自然や万物のめぐみに感謝してこころ豊かに生きていたのです。 感謝のこころが薄れてきた現代にこころの時代とは、今一度その感謝の気持ちをうしなわずに、内面の幸せを取り戻すことなのでしょう。 昔よりお寺にはいろんな人たちが訪れて、茶話をしながら安らぎや道に迷ったときの道標のひらめきを戴いたりする場でした。住職をはじめ当山にご縁のある方々のいろんなお話を茶のみ話のように戴きます。 普段の暮らしの中でのお茶を戴くような気持でお読みください。

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涅槃会、感謝の気持ちを忘れずに

2019.05.14

今年最初のご法要が二月十五日に檀信徒皆様のご協力で無事厳修いたしました。今年は教区の龍源寺様と龍昌庵様がご法要にご参集いただきお釈迦様のご供養と、檀信徒ご供養にお力添えを戴きました。涅槃団子もたくさんお撒きいたしました。 […]

いつの間にかもう2月

2019.05.14

平成も22年となり今年はよい年になると新年を迎えて願いながら、あっという間に2月になってしまいました。 立春に今年の年賀参拝にお配りした「立春大吉」「鎮妨火燭」のお札を玄関にはり、福を招き、災い払い当山と檀信徒皆様の今年 […]

聚山坊禅散策 第2回

2019.05.14

~大本山総持寺長福寺檀信徒参拝旅行~ 11月28日~30日にかけて長福寺で主催した始めての檀信徒参拝旅行が無事に終わりました。ご参加の皆様及び檀信徒の皆様ありがとう御座いました。今回の参拝旅行では、私の修行した『大本山総 […]

聚山坊禅散策 第1回

2019.05.13

日々の暮らしの中で、現代人は仕事に、生活に追われとても、忙しい日々を送っています。各言う私も、毎日の壇務におわれ、落ち着いて見つめなおす時間が少ないのが現状です。一般の皆様は『禅』と聞くと、座禅を連想するのではないでしょ […]