ご供養・墓地

ご供養のご案内

ご先祖の年回忌があたりますと、年回忌のご通知が1月に当山からお送りいたします。
ご先祖のご供養は皆様日ごろから行っていることですが、年忌は特別の節目に当ります。
年回忌供養はその仏様にとっては、たった一度しか訪れないことなのです。
たとえば生きている人が、誕生日を迎えると、仮に7歳の誕生日を迎えるとすれば、誕生日はまた迎えることが出来ても、7歳の誕生日は2度と迎えることが出来ないのとおなじなのです。
その年回忌は2度と訪れません。まさに一期一会のご縁なのです。
中にはよくわからない遠いご先祖の年忌が当たることもあります。
多くのご縁を頂いたご先祖様の年回忌が当たることに感謝をしてお参りしていただければと思います。

御塔婆供養

当山では年忌供養や彼岸供養、盂蘭盆会供養などの際に塔婆供養をお勧めしております。 塔婆供養とは、塔婆とはいかなるものなのか、という疑問が檀信徒の皆様にはお有と思います。塔婆というとお墓に立てる木の塔を思い浮かべると思います。塔婆は卒塔婆(そとば)と卒都婆(そとば)と広い意味で同一で梵語のストゥーパの音写語です。塔婆を作って墓所に立て先亡諸精霊の離苦解脱(りくげだつ)を資助するものです。塔婆自体は木でできておりますが、仏舎利(ぶっしゃり)(お釈迦様の御遺骨)を収める仏塔や、寺院等に造られる五重の塔も同じ意義を持ちます。
追善供養には本来五輪塔を建てるのが本来ですが、それは建て難いので、角塔婆を、それより建てやすい平塔婆を立てるのです。 五輪というのは、二つの意味があります。ひとつは五体を意味するところで、仏の身体(人間の体)を表す頂、面、胸、腹、膝であります。五体を表す塔婆は先に申したように仏舎利を収める仏塔と同じ意味を持つのですから、塔婆はそのものが仏像と同じく仏を意味します。もうひとつの五輪は、地、水、火、風、空の五大を意味するのです。この世界は地、水、火、風、空、識の六大(ろくだい)所成(しょじょう)のもので出来ているのですから、塔婆はこの宇宙万物の相を示します。
塔婆は最上部がキャ(佉)宝珠形で空と五体の頂(頭)を意味します。第二はカ(伽)半月形で風、五体の面(顔)を意味します。第三はラ(羅)三角形で火、五体の胸を意味します。第四はバ(婆)円形で水、五体の腹を意味します。第五はア(阿)四角形で地、五体の膝(脚)を意味します。
五輪塔婆は仏教の教義を権証とする仏様の尊容であり、仏様そのものなのです。また地水火風空であり世界万物をあらわします。
塔婆一基の造立は、一佛を造立したことであり、新佛一体の建立と同じ功徳があるのです。
『摩訶摩耶(まかまや)経(きょう)』に「千万重の塔を造る功徳よりも、卒都婆一本を造立するほうの功徳が勝っている。仏塔は生身(しょうじん)の舍利を摂(おさ)める故に功徳劣る。卒塔婆はこれ法身の体なるが故に功徳勝れたり」とあります。生身の舍利は無論功徳広大であるが塔婆は法身と万物すべてであり功徳ますます広大であるということなのです。
当山長福寺では、年回忌供養はもとより、彼岸、盂蘭盆会供養の際に塔婆を造立して廻転(えてん)趣向(しゅこう)(自分の納めた功徳を回らし、期する所に向けること)をお勧めします。また涅槃会と彼岸会、成道会で行う、経木塔婆供養も同じ功徳があります。

墓地と永代供養について

社会の在り方家族の在り方が変わりゆく時代の中で、
葬式の事、お墓の事、将来守り手がいなくなったらどうしようかと、
不安に思っている方は多くなっております。

自分たちの居住所も、仕事の都合で定まらない現代において、子孫が変わらずにこの地に留まることも難しくなっていると思います。
皆様がお参りしやすい環境を整え、次の世代も次の世代も、当地をから遠く離れても、先祖が眠る場所と安心してもらえるようにしていきたいと思っております。
万が一守り手がいなくなった時にも、永代供養としていつでもご縁の有る方がお参りできるようにしております。ご不安のある方はいつでもご相談ください。

墓地のご案内

新規に墓地のお求めの方、当山にご相談下さい。
山内に墓地があれば、お盆や彼岸、各法要、法事の際に簡単にお参りできます。
本堂東側北側墓地に新規造成の墓地用地があります。

どなたでも必ず訪れるその時に家族にご心配やご負担がかからないようにお元気な時に、後のことをお考えの方もお気軽に当山にご相談下さい。
長福寺では将来において子孫が遠方にいかれてもご供養に支障がないようにしております。
また将来において守り手のいない心配のある方もご相談ください。
墓地用地使用料30万より

永代供養塔[聚光臺]

お墓の守り手にご不安の方、ご安心して当山でご供養お守りいたします。
石版にお名前を刻み、ご縁のある方がご安心してお参りができます。
塔婆も建ててご供養もご法要も可能です。
詳しくはご相談ください。